トラヴェルソ


リコーダー・トラヴェルソを上手く吹くこと。

これが僕の大きな目標かもしれない。僕の人生において大きなウェイトをしめそうな予感がする。
好きかどうかを超えて存在している価値観。

何の悩みもなく、何のためらいもなく、僕は笛を吹く。
練習が嫌いだった時期があったけれど、僕はリコーダーとトラヴェルソを始めてから一回もそういうことはない。

ただひたすら見えない誰かに追いつきたいのか。

そもそも何かを目指して吹いているわけではないような気がする。
そこに曲がある限り僕は吹くのだろう。
今は何でも出来る気がする。どんなに難しいパッセージもどんどん自分のものになる。
この感じを誰かと共有したくてしょうがないんだ。


この感じを共有できないから、僕は今の会社のメンバーと打ち解けられないのかもしれない。
この感覚を持ってる人と話したい。


夢中で吹けるには条件がある。

*熱中できる曲があること
*一緒に演奏できる仲間がいること
*コンサートという目標があること


目標はなくても吹けるけど、あればもっと集中できる。
集中はもう全てを超えて存在してしまい、これがあるということが僕が楽器を演奏できる大きな要因だと思う。

楽器を演奏するというのは誰でもできるけれど、熱中して好んで練習できるのは特殊な才能。