ファイナル

僕にとってのファイナルはないのだけれど、16日からファイナル期間だ。
となると月曜日にある授業、GEの国際関係論が(理想をいえば)ICUの四年間の最後の授業になる。この日に二つレポートを出して、それでICU生活最後のファイナルが終わる。

そんなことを考えて、SISのレポートに向かった。午前中はEMSでカンタータの練習をしたりブランデンブルク協奏曲のDVDを見たりして、(創が来ない間の時間を観賞にあてて)練習した。土曜日というのは本当にまったくもって卒論に集中できる日なのだけど、状況と行動をペアにしたQ値の表をノートに書き留めるだけに留まった。(といっても行動の表だけで、さらに状況の表も作らねばならない)
御飯をたけぽんとひできと食べながら*1、たけぽんがいつも持っているミネラルウォーターと食堂の水を飲み比べてみたりした。心なしかヴォルヴィックの方が口当たりなめらかな気がしたのだけど、二人の意見はまったく逆で食堂の水のほうがまろやかと言っていた。温度が違ったせいもあるけど、水といえども少し違いがあるのだなと思った。


ところで新メガネを初めてかけていった。すごく自分としては印象が変わるなと思っていたけどそれほど大きな「わーなにそれ、かわったねー」という反応はなくてちょっと安心。
別にあればあったでよいけれど、いつもどおりの反応があるってのは良いことかと思う。

御飯を食べ終わって、下村明子に会い「あんた卒論よりもSISのレポート終わんないほうが卒業できないわよ」と言われ、たしかにそうかもしれないと思い始めた。なんといってもSISの単位は卒業に必須で、さらに今学期(今年度ともいう)最後のレポートの一つである。ちょうど明子が「あたし、図書館で本独占しちゃったけどまだかろうじて残ってるよ」という情報もあり、残ってる本を持ち出して隣に座ってる明子の本もいくつか借りつつレポートを書き始めた。
レポートの半ページはアブストラクトを英語で書くので、なんだか懐かしい気分になった。アブストラクトが書き終わった頃には、このまま全部英語で書く気もあったくらいだ。その後文献をいくつか読んでインターネットでも探して、構成をよく考えて書いた。気が付くとあっという間に時間が過ぎていてよく集中して書いたなと思う。1時過ぎから始めて、3時くらいに一度N館で休憩した以外はほとんど勉強だったのかと思うとなかなかいい集中力だ。書きあがったのは7時半であった。

*1:持ってきたパンを二つ食べたのに、それを忘れていてマーボー丼を大盛で注文してしまった