長い一日、おみまい

夜行バスはいつもどおり、大阪駅の桜橋口についた。
ちょっと雰囲気*1が違うなと思ったら、バスの停車のところに屋根ができていたからだった。大阪駅というのは、こうして夜行バスで非常によく来る場所であってたいていいつもは朝早くつきすぎて、「どうしていいか分からない」状態になる。


朝の大阪駅というのは、静かであったところから30分ほどで急激に人の流れが激しくなり通勤時間となる。この変化はダイナミックで、見ていて面白い。


今日はちょっと歩き回ってから、マクド(せっかくだからマクドと書く)にいってちょっと眠いところもってきたパンを食べながら聖書を読んだ。

この旅行に来る前にカバンに詰め込んだのが「Witness of Jesus」というKGKの発行している小冊子で、一人で聖研ができるツワモノ。周りにはたくさんのお客さんがいたけれど、ちいさく短くお祈りしてから冊子のリードどおりにルカの福音書を飛ばし飛ばしに読み進めていった。


ルカはお医者さんで、しかもノンクリスチャン向けに書いたということで、非常に分かりやすい書き方をする。それでも、冊子のおかげで自分ひとりでは読み飛ばしてしまうところも立ちどまって考える時間をたくさん持てた。実は昨日の日曜日、「信仰がどんなに篤い人でも、4−7年目に精神的、信仰的な疲れが訪れます」というメッセージがあったのだ。だから、そういうときにはディボーション*2をすることが大事であると教わったばかりであった。

自分はまだまだ知り始めたところであるけれど、以前呼んだルカ福音書も、こうして立ち止まりながら読むということで、また違う側面が見えてきた。


その後、三宮に移動して順子と再会、金曜日に会ったばかりだし再会も何もないけれど。三宮では関西風に薄味ラーメンを食べることができた。三宮は高校生のときに来たことがあるのだけど、憶えているそのままの町並みで、ちょっと嬉しかった。

*1:ふいんきではなく、ふんいき

*2:聖書箇所から、自分の考えを書き出し、それを実生活にあてはまる作業。生活の知恵ともいう