コンサートとダンス

syuhi2005-04-17


日曜なので例によって教会の朝礼拝を手伝う。今日はマイクとそのバランス調整以外にも、Worshipにオーボエで参加した。これもまた非常に好評だった。
Worshipはテンポは結構早いのもあるけれど、かなりHolyなかんじなのでフルートよりもオーボエのほうがぴったりしっくり。僕のオーボエはなかなか良かった(自分でいうのもなんだが)
朝礼拝は、僕と同期に洗礼を受けたまみえちゃんが初参加であった。


いつもは午後の礼拝に行くのだけど、今日は高校の管弦楽団定期演奏会なので少しセットアップを手伝った後にそちらに行った。御茶ノ水と東大は近くて自転車で10分ほどでついてしまう。
演奏を聴きに行くといっても、まだ中高生ということでそれほど(大学オケと比べてはいけないが)レベルも高くないのだが、知り合いや先生方が何人か来ていて楽しいひと時であった。断っておくが、高校二年くらいの子は結構上手い子もいて楽器を始めてから育っていく土壌なのだなーと思う。今年はパーカスが良かった。*1


毎回演奏会が終わると、代替わりとなり引退する先輩がたが挨拶し、記念品を贈呈するという儀式があって、今回は先輩も後輩もみんな泣いていて本当に良く泣いた年であった。ちなみに僕の引退のときは泣かなかったのだけど。最近の中高生はみんなおしゃれで、卒業した人たちで「みんなまじで若い、そしてなんかみんなおしゃれ、チェロの子がかわいい」などなどいいあっていた。ふと感じたのはオーボエの引退者の子で、ずっと前から知っている子だったのだけれどコンプレックスがあるのかある程度吹けているのに「だめだ」と思ってしまうのか、私はぜんぜんダメです、みたいなことを言っていたことがあって、これはよい指導者によってもたらされる成功イメージというのがずっとなかったんだろうなと思ったのでした。オーボエはソロで目立つし、コントロールも難しいからコンプレックスになりやすいと思うのだけど、なんか積極的に「私、ふけます」っていう子になって欲しかったなと思った。


このコンサートが東大の安田講堂で行われたのだけれど、とても美しい講堂なので写真で紹介。

*1:ちなみに去年はファゴットの本間さんという子が実に上手かった