徹夜

syuhi2004-10-28


徹夜は今日と昨日をつなぐ。
じゃあどっから書き始めればいいのか、という問題がある。

そもそもの始まりは、、、、木曜日に特有の「アドセミ」のレポートである。
そうだ、これを書いていたのだった。だけど、これが満足のいかない物であったために「レポートの猛者」二人が毎週篭るマンガ喫茶、自由空間へいくことにしたのだった。
ドリトスとカップラーメンを買い足して、自由空間へ。9時間2000円。高いとも、安いとも取れる値段だ。
ホテルと思えば安いが、9時間という長期滞在によって値段が高い。

マンガ、ビリヤード、ダーツ、ドリンクバー、PC、雑誌。おおよそ娯楽の詰まった世界だ。
我々3人はプレイルームというかなり広い部屋(ところが暖房の効かない部屋だ)に割り当てられ、そこでHUBをつなげ黙々とレポートの完成を目指してひたすら書く。
何やっても良いから、(完全に防火扉で仕切られているために、ここは無法地帯になってもおかしくない)1人で夜遅く(否、朝まで)までがちゃがちゃいじるという気兼ねはしなくてすむ。とにかく、レポートを頑張る。途中でユキヤのソースも読んでメッセンジャーで話しをする。しかし、ここはマンガ喫茶とはいえ修羅場。
ピコリンピコリンとメッセンジャーをやっていると自分のレポートがすすまなくなってくる。

とかなんとかいって、3時くらいには終わった。
その後、すこし雑誌を読んでからビリヤードをやった。ビリヤードは丈が大変上手く、それでも9ボールは僕が競り勝った。最後の最後でミスをして勝利を逃し続ける丈は「8ボールやろう」と持ちかけてくる。
8ボールの方が個人プレーなので基本技術の高い方がかつ。案の定、4連敗したー。ふー。

今日、大事なことは「ある程度、音楽活動から身を引く」ということを決めたことだ。
きっかけは、ゆかりさんに本気で心配され、部活やってる場合じゃないということを言われたからだ。秋休みはもちろん、毎日登校で頑張る。
むしろ、これはゆかりさんがどうこういったというよりも、自分のことをよく考えてみた結果だ。
おそかれ早かれ、卒業論文のことで自分を捧げなくてはならないし、それを今まで後回しにしていた。僕は卒業しなくてはならないし、(なぜなら大学院は決まっている)理学科生である。研究をしなくてはならない。
さらにいうなら、音楽家になるためにICUにいるのではない。

ハジメも同じ理学生。、「虫に日曜日はない」という名言を残して、徐々に身を引きつつある。
そこで、僕も「コンピュータに日曜日はあります。土曜日もあります。けれど、そのどちらももう使い果たした」という言葉に代えて音楽からちょっと離れなくてはならないと説明した。

今まで散々やってきた音楽だけど、リコーダー曲(安直だが、ほとんど練習しなくても吹ける曲がおおい)とブランデンを残して
冬コンサートは降りようと考えた。そんなことを考えていると、今までのことが思い出されて悲しくなってくる。
卒業論文も間に合うのか微妙なところだ。でも、こういうときに「そんなことはない」「大丈夫だ」、そう言ってくれる人がどれほどありがたいことか。

写真解説: ことりーず。