いわて

何で岩手かというと、今日でかけた銀座で「いわてまつり」なるものが開催されていたんだ。
これは岩手の名産や出し物や、由緒ある人物の紹介などを道ばたの公園やスペースで大々的にやっているもの。
そもそもなんで今日銀座に行ったのかというと、べつに誰かが「銀座に行きたい」と行ったわけでも「なんとなく銀座」に行ったわけでもなく築地のラーメン屋に図書館の本を置き忘れたという実にお寒い理由による。

バイトが終わって(ベクトルの内分点で、少し難しい内容であった)、さえこは「これからシークレットウインドウをみる」という。いいなぁ、ジョニーデップ。今見たいのは、「いま、あいにいきます」と「シークレットウインドウ」の二つだろうか。さえこは映画好きでさらにサッカー好きというなんとも趣味のあう生徒だ。しかも成績優秀で教えやすい。なんとも割のいいバイトだ。(世の中には合わない生徒をもつ担任、担当はごまんといるだろぅ)

しかも今日着メロが流れたときに、さえこのお母様「あら、ブランデンブルグ協奏曲ね」と反応も良い。すばらしい。4番の冒頭の2小節で言い当てるのははっきりいって教養のレベルではなく、通だ。つくづく(略)

さて、その後有楽町から築地まであるく。(交通費節約のため)
するといろいろ映画館の前を通ったりして、「お、誰も知らないがまだやってるんだ」とか「このラーメン屋うまそう」とか「寿司屋おおすぎ」「なんか獅子舞がおどってる*1」「牛若丸と弁慶がいる!*2」などと発見が多い。
歩くこと30分、目的の博多ラーメン「一竜」にたどりつき本を受け取る。よかった。
めっちゃくちゃお腹が空いていたのだけど、ここで食べるか隣のラーメン屋「ふくちゃん」で食うか迷い、結局どっちでも食べずに(その時はラーメンはまぁいいや、と思ったのだ)まったく別のラーメン屋「元楽」というラーメン屋に入る(結局ラーメンかい・・)。というのも銀座付近はイタリアンやスパニッシュベトナム、日本といろいろ料理があるがランチといえども割高感があったからだ。

その後、昔に創ちゃんと来たときに行けずに終わったHMVに行ってみる。(また映画館の前を通り、海猫というなんとも危険なロマンスな映画がやってるところに遭遇)
ここで何を買いたかったかというと、バッハのブランデンブルグ協奏曲全曲演奏会のDVDである。以前、立教でみせてもらったやつが欲しかった。そんで探してみると、まだ特別定価のまま置いてあった。他にもクイケン兄弟の「音楽の捧げものDVD」演奏者忘れたけど「2,3台クラヴィーアのコンチェルト」、ミサ曲ロ短調DVDなど意欲的で「特別定価」なものが見つかる。結局特別定価というものはそのラベルごとラッピングしてあるから「一生」特別定価のままなんだよなと思いながら買った。これは、第二番で、奇跡のナチュラルトランペットが聴ける数少ない録音と思われる。バッハが書いた音域があんまりにも高すぎることが原因。これをナチュラルトランペットで演奏できる人がすくないためにホルンで演奏しているCDもある。さて、じゃーご飯食べながら見ようか、と思ってテレビの下をみるとプレステ2が高士によってどこかへ持ち去られていた。(後で責めたのはいうまでもない)

*1:前述の岩手祭りのパフォーマンス

*2:パフォーマンス