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ついにコンパイルの通る日が来た。
そう、卒論でやっている実験に際して自分のプログラムをコンパイルしてみると実行形式にするために（コンピュータが分かる形にするために）コンパイルという作業をするのだ。これのあとに実行してみることができる。

今まではコンパイルするとたくさんのダメだしがでまくっていた日々。
ついについにそのエラーがなくなったのだ。ちなみにいっておくと、これは通る過程ではあるけれどまだまだ先は長い。はー。実行してみたらいつものごとく「セグメンテーションエラーです」といわれた。このエラーはちょっとどこがおかしいかは一つ一つチェックしなくてはならない。

でも、とにかく一つの通過点をすぎたことは確かだ。

よかった。ありがとうたくや。

今日はそんなこともあったけれど、なんといっても燭火礼拝があった。
燭火礼拝は今までずっと演奏者の立場だったから見に行くのは初めて。美佳と一緒に行ったのだけど、二階の席につくと全体が見渡せてよかった。すぐ近くに金澤先生もいたし、鈴木先生もいた。この鈴木先生がいつも大きな声で歌われるのはいつもどおりだけど、すぐ前のカップルはとても歌がじょうずで二人とも自分のパートを大きな声で歌っていた。すごく良い礼拝で、テデウムを演奏をお客さんとして聴けた。とてもよかった。

でもやっぱりなんといっても一番良かったのは、守屋先生という方のメッセージでこれは本当によかった。というか涙が止まらなかった。
なんでそんなに涙を流してしまったのかというと、やっぱりそれはマリア様のことなんだ。やっぱり自分の３０くらいの息子を殺された母親というのがいかに悲壮な気持ちでいるのかということを思ったのだけど、ローマのサンピエトロ聖堂にある彫刻のマリア様は怒りでも悲しみでもなく「心に留めながら、思いをめぐらす」ということであった。こう考えていると映画Passionの一場面を思い出してしまう。

ちょうど十字架を担ぐイエスがつまずいて転んでしまうところで、それをみてマリアが小さい頃のイエス少年が小石に蹴躓くシーンをマリアが回想するところ。母親の愛というのをすごく感じたところで、なんだかすごく悲しくなった。

なんだかすごく感動して心を動かされた。