映画

syuhi2005-02-24


今秋に公開される予定の映画のエキストラに月曜日から三日間参加してきた。
僕はオーケストラでフルートを吹いたのだけど、元々の録音に併せて演奏する。


実際に使われるのは演奏の演技でその場の音は使われない。
でもこのエキストラという仕事、なかなか大変。演奏するのはもういくらでもやってもいいのだけど、実際にはカメラの移動を待ったりする時間がとても長い。移動する方はもっと大変だろうけど待つのもなかなか。

CMSの友達とたむろしていたせいかあんまり親しく友達になる人はいなかったけれど、何人かとはよく話した。音大の人が多くて上手い人もごろごろ。実際には音楽をやるというか、「背景になる」仕事であって、監督もちょっと音楽には詳しいわけではないみたいで、なんだこりゃっていうのはあったけれど。

とくに良かったのは指揮者で、関西弁を話す若手の人。プロモーションの関係で名前を載せることをしないけれどとても良かった。できたら録音に併せてではなくてこの人が持っている音楽をやりたかったなー。


場所がとても遠い上に朝早かったから、漫画喫茶に泊まったり、夜遅く帰って朝早く起きたりであんまりゆっくり休めなかった。そのせいか風邪もよくならなくて、ちょっとつらい。交通費が高くてあんまり稼いだカンジはないけれど、その指揮者と一緒に演奏できたことや映画をつくる現場に居合わせることができたというのがよい経験になった。最後に一緒に写真とってもらえて良かった。


映画のことはミムラさんと伊藤英明さんがでてること以外は、(特殊な撮影風景も)ネットに流すのは禁止ということなのでここには書かないけれど、撮影では面白いことはそれなりにあったのでもし個人的にはいくらでも話せるよ。
ちなみに指揮者と主人公が話すシーンではばっちり僕が映っている予定。

映画っていうのは本当に朝9時から夜10時までずーっと撮影で、本当に大変。好きじゃないとできないなーとその指揮者が言っていた。