FCバルセロナ

syuhi2005-02-25


フットボールアンチフットボールの戦いはフットボールの勝利に終わった。
この大切な試合を何ヶ月か待ったわけだけど、前述のエキストラの仕事で体調が非常に悪くて、早朝に起きてスポーツカフェで観戦するほどの体力がなかった。


アンチフットボールというのは、造語だけど「守備ばかりしていて、相手のミスを待ってカウンター」という積極性に欠ける試合をするチームのことをいう。先日の対戦相手チェルシーイングランドのクラブで、非常に守備が堅い(二十数試合で8失点というのは異常ともいえる堅牢さ)チーム。


対してバルセロナは、積極的に試合を支配してゴールしていこうというチーム。
これは見ていてとても楽しいし、イマジネーションと個人技と組織プレーが合わさった高次元のサッカーをする。今期のバルセロナは5年ぶりに*1すごいプレーをするチームになった。こんなチームを見たかった。

先日の対戦はその「矛盾」ともいえる、最強の守備と最高の攻撃の戦いともいえた。この試合はバルセロナがシュート34本に対してチェルシーは2本。この「矛盾」さが分かる数字でもある。結果からするとバルセロナが勝った。

僕が特別にバルセロナが好きであるということを抜きにしても、この試合に「攻撃的に」いったチームが勝つというのは嬉しいものである。まだ第二戦を残しており、こっちは本当に息のつまる試合になりそうだ。


試合を見ていて陶酔してしまう感覚、しびれる感覚というのは真剣勝負の試合にしか起こりえない。ワールドカップ予選、トーナメント。
このチャンピオンズリーグというのは世界中のリーグの上位チームだけが参加するトーナメントで非常に重要なもの。

*1:つまり僕は5年待ったことになる