KGK合宿
火曜日から金曜日までKGKの春期学校というのがあり、それに参加してきた。最初は洗礼も受けたし、ICUのメンバーも少なからず行くといっているし、なんかキリスト教的な合宿に行ってみるのもよいかーと思っていったらこれがかなり大規模で大がかりな合宿だった。
春期学校は鴨川青年の家で行われ、主にクリスチャンでない、またはなったばかりの人を対象に行われるものだった。クリスチャン同士の親睦も深まるし、信仰の再確認でもあるみたいだ。ニューホープからは朋ちゃんが参加。
合宿はほんとにいろいろな人が来ていて、知らない人がとても多かったけれど同じグループの人と仲良くなったり、いろいろな知り合いが出来た。
今回のテーマは「kNOw border」ということで、ボーダーについてずーっと考えてきた。考えてみると様々なボーダーがある。たとえば・・
- 国
- 携帯の会社
- 性別
- 学年
- 宗教
などなど。そういう一般的なものから始まってみるとこの自分がみる世界とはいかに多くのボーダーがあるかと考えさせられる。合宿は、まず「ボーダー」を知ることから始まった!!
ボーダーをなくすためにはどうしたらいいのかを考えたり、そもそもなくしてはならないボーダーがあったり、あえて引く必要があるボーダーがあったり。こういう合宿は初めてで、同じグループにはまだクリスチャンでない人もいたりするし、いろいろ活気のある意見がでる。ずーっと一貫して同じことを考え、それをいろんな側面からいろいろな人と共有する。基本的にはクリスチャンの集まりであるから、いろいろな折りに触れてお祈りをする。
僕のグループは途中参加の人もいて、だんだん面白くなっていく。これはどういうことかというと、グループメンバーだけでなくグループリーダー自身もいろいろ悩むし、彼は彼なりに新しい自分を発見したとアジト主事から聞かされた。僕も含めて、それぞれのメンバーも本当にいろいろグループのことを考えるし、それぞれを尊重するなと思うし、自分と違う考えや気づかないことを気づかされたりと新鮮な体験をする。たぶん他のグループとはちょっと違ったグループだったんだろうなと思う。
分科会では「創造論」を学ぶ。ずっと気になっていたけれど、進化論を知る経験になった。簡単にまとめておくけれど、
- 僕らは進化論「だけ」を教わる環境にいるということを知らねばならない
- 進化論ってなに?
- 創造論との違い
- 進化論で説明できないこと
- それぞれをどうとらえて、自分はどの立場にいるのか
最終日に近づくにつれて合宿では「神様とのボーダー」について考える。
どうしたら近づくことができるのか。そもそも神様とのボーダーとは何かとか。
最終的には神様とのボーダーをなくすこと、つまり信仰のあり方、ひいては自分について考えさせられる。
進化論の話も、サッカーをやって仲良くなったり、いろいろな話をした友達、グループメンバー(こっぴー、もぎ、あきちゃん、もりしゅん、そしてだいちゃん)、先生たち、主事たち、同じ部屋の人たち。ボーダー、キリスト教について。グループの人間関係や、それぞれの聖研やディボーションの時間での発言など、多くのことが絡まりあう合宿。仲良し集団ではない、信仰というものが結ぶこの合宿がすごく充実して、記憶に残る体験だった。もっといろんな人に自分が体験したことを長時間話せたらいいなと思った。