入学式


9時に開始だと思って気合いをいれていったら、実際には10時からだった。
入学者は大学が1135人で、大学院生が1600人くらい。博士課程が300人くらい。つまり大学院生のほうが多いってことがちょっと驚きだった。
学長も、「学部、学科、類にとらわれず」ということをいって、大学院と博士課程のことを紹介しまくる。今年から新しく一つ研究科ができたらしい。学部のことはほとんど触れられなかった。「こんなのを目指しなさい」という暗黙のメッセージかも。

「大学は夢をはぐくむところです」

というコトバが印象に残った。

なんでもこの大学は入学式が終わった直後に、ピアノが出てくるのが恒例らしく、今回はなんとピアノもオケも壇上に出てきてショパンのピアノコンチェルト1番の2,3楽章を演奏した。来賓の話が冗長で、眠ってた自分は演奏が始まるとがばっと起きた。早く来てたから前から3列目にいて、ピアニストの表情が分かる。とても繊細でロマンチックな2楽章とぐんぐん大胆にピアノの主題によって引っ張る3楽章。すごく良かった。アンコールはショパンの有名なエチュード


誰も知らないなぁと思って食堂に入った。受験の時にICU生がいた第2食堂に行くかぁと思ったらそのときとまったく同じテーブルにICU生が3人集まっていた。奇遇。あのときと同じ人は一人しかいなくて、他の人はだいたいみんな東大に行った。


その後、ICUにいって卒業証明を取りに行った。
ちょうど時期はクラオリと花見で新入生やクラオリの準備の在校生でにぎわっていた。ビラを渡すのはどっちの大学でも同じだった。部室にデスノートの最新刊を持って行く。今回のはすっごくスリル満点で、大満足な一冊だ。この巻の内容が(毎週ジャンプで)出る頃はほんとーにスリリングな月曜日を迎えて喜び勇んでジャンプをゲットした。または立ち読みした。