クラシコ

12時15分に吉祥寺を出て、終電で恵比寿に向かった。レアル対バルセロナの試合があったのだ。店に着くと、カタルーニャ人や日本人がバルサユニフォームを着てお店は赤と青のユニフォームでいっぱいだった。
試合も近くなってくると、途中からカタルーニャのチャントが始まり「グァーニャーレン、グァーニャァレン〜(勝つぞ!の意味)」とみんなで歌い出す。バルセロナで友達になった二人と待ち合わせていたのだけど、もう一人そのお店にバルセロナで友達になった人が来て、非常に僕に良くしてくれてカタラン人を紹介してもらい僕も少しスペイン語で挨拶した。お店が一体となってバルセロナに染まる。知り合ったばかりだけど、火曜日に帰ってしまうというCandiにメッセージを書いたり、一緒に写真を撮ったり。とにかくすごいたくさんの人が集まった。

残念ながらバルセロナは負けてしまったけれど、まだ首位にいるので「カンペオーン(チャンピオン)」の合唱は止まなかった。お店もしまるということで、渋谷に移動してカラオケでまったりとすごす。帰らない組*1の20人前後で行ったのだけど、まるで知らない人たちだったけれど歩いている途中で世間話をしたりしてちょっと仲良くなった。パセラというこのカラオケ店はとても設備がよくて、カラオケというよりも高いパーティルームみたいなところだった。カラオケは非常に歌の上手いお姉さんがいて、ストレスもなかった。信じられないことに、これからまだビールを飲む人もいた。ちょうど朝の七時くらいで地震があり、結構ビルがゆれて怖かった。


カラオケをでて、じゃーこれから出社みたいな人も何人かいる。僕もその後大学院の初めての授業がありちょっとうとうとしつつもしっかり勉強した。
バルセロナで会った友達は「語学(カタラン)を勉強しながら、向こうで働きたい」ということを言っていて、チャンスさえあれば僕もそうしたいと思った。僕がバルセロナと日本の架け橋になれれば、これ以上のことはない。

*1:始発まで帰れない組