ラ フォル ジュルネ オ ジャポン

syuhi2005-04-30


午前中は日野のじいちゃんちに行って会って散歩に連れていったりした。じいちゃんに会うのは久しぶりで、散歩に行きながら春の花の話などをした。じいちゃんは途中でいろいろ歌を歌いだして、それが戦争の時の軍歌が多くてこの世代はやっぱり戦争の世代なのだなと思う。


散歩から帰ってくると新聞に「熱狂の日」というタイトルのベートーベンの音楽祭があるということが載っている。これは知っていたけれど、やっぱり行こうという気になった。インターネットでチケットを予約できるらしいので早速交響曲第6番「田園」を予約。


会場ではアマチュアの人が無料でコンサート(四番)をやっていたり、展示がある。ベートーベンのうちのレンガもあった。


この音楽祭の特徴はコンサート数がのべ160と多いことと、演奏家が1000人と多いこととでいろいろなコンサートを選ぶ余地があるということと、1コンサートあたり1時間くらいというので1500円という安さが魅力だ。行ってみると、二階最後列の真ん中でまるでワールドカップのスタジアムの最後列に座ったかのように思えるほど演奏者が遠い。それでも演奏者は見えて、演奏もすごくよく聞こえた。


音楽祭ということだけあって、本当にたくさんの来場者がいてにぎわう。田園に味をしめて、他の公演のチケットも買う。友達の分も買ったりしたけど、全部で5公演見に行くつもりだ。今日は交響曲6番「田園」、「レオノーレ」、バイオリンコンチェルト3番、、ピアノソナタ18番、19番、20番、21番を聞いてきた。
ピアノソナタは1公演で3人の演奏者が出てきて、それぞれ弾く。とくに21番は技巧的で盛り上がり、華のある素晴らしい演奏だった。全員フランス人。明日もまた朝から聞きに行くぞ。