ラ フォル ジュルネ オ ジャポン2

昨日に引き続き、朝10時からの「レオノーレ」と「運命」に行ってきた。
今回の演奏はフランス国立ロワール管弦楽団で、指揮は井上道義


レオノーレは昨日、丸の内交響楽団が演奏していたけれどやはりプロの腕前は格別。非常に難しいフルートソロをパシっと決め、高音のピアニシモを余韻を残しながらさらっと吹くことが出来るのはプロならでは。非常にレベルの高い演奏で盛り上がる。裏で吹くトランペットもいい味だしてた。


運命は交響曲第5番で、おおくの日本人が知っているのだけれど僕はこの曲を演奏したことがあるということで非常に親しみ深い曲だ。(運命ってあのジャジャジャジャーンでしょ、あれ嫌いと笑いながらいう人がすごく多くて僕はとても遺憾に思う)このロワールの特徴は木管全体がフルート1番のうまさを非常にサポートしていこうという姿勢がよく見えるところ。オーボエはフルートのリードにしたがって上手く絡み、ハーモニーを作る。昨日聞いた「田園」を演奏した東京都交響楽団はフルートもオーボエも対等な関係でむしろオーボエが出ていた。音質はこちらがはっきりしており、ロワールはまろやか。印象としては日本はソロが上手く、フランスはアンサンブルが上手いというところ。二人ともどんなリードを使ってるんだろう。


朝の枠では芸大の木管8重奏を聞いた。残念ながら2楽章までしか聞けなかったけど、これもすごいよい演奏。


その後、教会にいって初めて舞台でドラマを演じる。子供の日スペシャルということで、戦隊モノのブルーレンジャー役を担当。セリフはなくて、曲にあわせて踊ったのだけど面白かった。双子のたまのとりのが今日も歌ってくれてすごく良かった。


教会の片づけを終えてからまた東京国際フォーラムに戻る。行ってみるとちょうど丸の内交響楽団が「ウェリントンの勝利」を演奏していたのでこれを聞く。この楽団はフリーコンサートで精力的に演奏するなぁ。