コンチェルトの嵐

その後、つい最近友達になったばかりの麻子が来て一緒に「ヴァイオリンと管弦楽のためのロマンス」「ヴァイオリン、チェロ、ピアノと管弦楽のための3重協奏曲」を聞く。ソリストは以下の通り。[指揮]ジャン=フランソワ・エッセール(ピアノ) [独奏・独唱]レジス・パスキエ(バイオリン)/堤剛(チェロ) [演奏]ポワトゥー・シャラント管弦楽団。この楽団の特徴は左利きのコンバス弾きがいること!フルートは一人で金管はホルンのみ、まだ18世紀の名残を感じる。この3人のソリストが「仕掛ける」って感じの3重協奏曲はどの楽章もそれぞれに素晴らしい技があり、「負けないぞ」という思いが交錯する。ピアノ弾きながら指揮もしたエッセールも素晴らしかった。堤剛は思ったよりも音が小さくていくつかの弦が鳴りきってない印象を受けた。僕の席が3階席の一番後ろだったからなのかな?それよりも曲としての難易度とテクニックが合わさった見事な演奏で、照明が明るくなっても拍手がやまなかった。