ユース世代

今、日本代表の活躍が著しいとき。
フル代表は16日にコンフェデレーションズカップを戦い、そのあとは東アジア選手権

ちょっと注目したいのはユース年代。
20歳以下の日本代表選手がオランダで開かれているワールドユースという世界大会で戦っている。初戦はオランダと戦って、1−2で敗れた。


前半はかなりひどい内容で、オランダにいいようにやられていた。
けれど後半になって日本はようやく安定感を取り戻す。平山が1点を返してからは日本ペースでいつ同点になってもおかしくなかったのに、点は入らなかった。

前半のオランダは異次元のサッカーをしていて、ひとりの選手に4人も抜かれて失点。前半で2失点だけれど、肩を落としてもおかしくない内容だった。テレビから見ているとどれほど差があるかがよく見える。小学生と大人の試合だった。


それでもユース年代の代表だけあって、精神的に強かった。後半からは彼らが盛り返す。盛り返してもイーブンなのだけど、彼らが前半の圧倒的なオランダを消し去ったことは確かだった。危ない箇所もあるけれど、それにしても成長が見て取れる。1点を返してからは本当に日本ペース。個人的にオランダは大好きな国で、特に日本と対戦するとどちらを応援していいか迷う。彼らは非常につよい個性、個の力を持っていて圧倒できるのだけど、前半だけ試合が決まるわけでないということを教えるためにも日本の二点目があったらよかったのになと思う。


戦術的には兵藤がボランチに入って、マドゥロをケアしたのが良かったということらしい。ユース年代には本当に見るべきところが多い。
平山はアテネでの泣きそうな顔がなくなり自信をつけた。国見高でみた兵藤はオールラウンドプレーヤとして成長していたし、それぞれに次の試合への期待がかかる。彼らのために6月上旬の生活リズムは大きく狂っちゃうだろうなぁ。