言葉のチカラ


朝日新聞が、言葉は時に無力でなんとやらというCMを出してる。言葉って影響力が高くて、言葉だけで人を傷つけたり、喜ばせたりできる。


Blogでも同じことで、言葉というよりも「活字の行列」ではあるけど、(「あいつを傷つけてやれ」って思って書く人もいるかもしれないけどそれは非常に少数だと思うので)多くの場合は、自分が思いもよらないところで自分が加害者になっている可能性がある。


Internetの日記は不特定多数が見るから、対象が絶対見てないなんてことはなくて、ついでにいうと「あなたの事を意図して書いたわけじゃない」というのに勘違いして「あぁ、俺(私)のことを書いてる」と捕らえてしまうことだってある。


特に過去に起きた恋愛ごと、異性のことなんかを書いてる人はかなり危険度が高い気がする。特に元彼がどうとか、の類。


で、それで、相手を傷つけてしまうということを書いた本人が認識してないから、その行為は結局不定期に続いてしまい、ダメージを食らってる本人も、見つづけるのをやめられない。見なければいいのにと思いつつ、でも、悩みってそんな単純ではなくて、見ちゃうんだよね。そして、だんだんと生活に支障をきたしてしまう。


穏便にメールで「日記を削除してください、それどころかBlog自体をどっか移していただきたい、もう関わらないで」としても、相手も自分も嫌な気持ちになってしまう。Blogの著者はそんなつもりで書いたわけじゃないのに、と思いつつ理不尽な気持ちを抱き、心底相手に謝罪する気持ちもないまま、Blogを消去するか、さらにエスカレートする書き方をし、双方に悪影響の出るサイアクの結末を迎えてしまう。


と、そんな相談を受けて、結局、どうにもならなかった。
時間が解決してくれるのを待つしかないなぁ。